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第六回*フランセス教会にてソリスト安田さん&フローリスト忠村さんを迎えて

第六回を迎えたサロンアルモニゼ。これまでとは少々趣を変え、宮の森フランセス教会を会場として開催されました。

金曜の午後7時スタートのご案内でしたが、夏至を迎えた当日はなかなか空も明るさを失わない状況。お集まりいただいた方各々にはウエルカムドリンクで日中の火照りを冷ましていただきながら、アルモニゼ開催のご挨拶と、すでに恒例となりました本日の参加者皆さんをご紹介。

いよいよ最初のゲストである安田享子さんの出演時間を迎え参加者一同、礼拝堂へと移動。ステンドグラス越しの光りが荘厳な佇まいを見せるフランセス教会礼拝堂のパイプオルガンをバックに、ヨーロッパでも活躍中というソリストの安田さんの独唱に聴き入りました。15分という短い時間ではありましたがゴシック様式で建てられた教会の高く伸びる天井。キリストの生誕を物語るステンドグラスの美しさ。会場をつつみこむように響き渡る安田さんのソプラノが奏でるハーモニーに一時、時間を忘れて引き込まれたのは言うまでもありません。





会場をラウンジに戻したところで、旬の食材を使ったフィンガーフードとシャンパンが用意されており、ひとまず召し上がりながらご歓談。今回はいつもよりもご参加いただいた方が多かったため、私もさすがに、さりげなく全員の写真をお撮りする事に不安を覚えましたので順次お声を掛けさせていただきながらの撮影となってしまいました。折角のなごんだ雰囲気の中、不躾にカメラを向けさせていただいた上なおかつ笑顔を要求しました失礼をこの場を借りてお詫びいたします。

さて、ここでお二人目のゲストとしてフローリストの忠村雅幸さんの登場です。強いスポットライトに照らされながら黒の上下を纏いヘッドセットを着けた氏は、フローリストという言葉から受ける印象とは違い、その精悍な面持ちと演出された進行でフラワーコーディネート・ライブといった様相です。

サクサクと一見、無造作に飾り付けられる花々によって造られる世界は、抽象的なオブジェのようでもありました。参加者の皆さんも素早い手さばきとトークを楽しみながら携帯電話のカメラを使って撮影。ポイントを逃すまいと熱心にアドバイスに聞き入っておりました。

今回は、今まで以上にショウアップされた内容になったアルモニゼ。今後の展開が楽しみでもあり、個人的にはかつてのゆるゆるとしたパーティーに名残惜しさも感じるのですが皆さんはいかがでしょうか。今回もスペシャルゲストとして渡辺氏の『色』にまつわるお話も用意されておりましたが残念ながらタイムオーバーということでお話の途中で終演となってしまいました。ファンを自認する私としては及ばずながら写真だけでも、ちょっと大きめに掲載しておきます。(笑)(取材/R.H)

 

ソリスト:安田 享子のプロフィール
北海道教育大学大学院修了。
札幌市民芸術祭新人音楽会に出演、同奨励賞受賞。
日演連推薦新人演奏会などにも出演。
オペラは『コウモリ』アデーレ、
『フィガロの結婚』スザンナ、
『ミニヨン』フィリーヌ役などで出演。

オルガニスト:國吉 明子のプロフィール
北海道教育大学札幌分校特設音楽科卒業。
オルガン研究会会員。札幌インターナショナルアンサンブルピアニスト。

◎お二人にはパーティーにもご参加いただきました

フローリスト:忠村 雄幸のプロフィール
花?(ハナタク)主宰。
パリのクリスチャン・トルチェとの交流も深く、国内に限らず、ヨーロッパでも様々なイベントやデモンストレーションなどを行い活躍。フローリストとしての活躍だけでなく、この世界を目指す若手の育成にも積極的で、花阿繭(ハナアミ)ブルーメンシューレの講師も勤める。

里見からのご挨拶
SALOON HARMONISERは、私がインテリアプランナー・コーディネーターとして住まいに関わってきて20年を越えた頃に機会を得まして“今一度、皆様と衣・食・住を深く思いたい”という主旨で発足した小さなサロンです。

2005年秋に第1回目を、そして今回は6回目となりますが、実はさらに多くの方々に楽しんでご参加いただけるよう方向性を定めましての新たなスタートです。『暮らしを深く思いたい』という当初よりの主旨に変わりはありませんがコミュニケーションの輪をいっそう広げていただくことで一つのコミュニティのベースとなりうるのであれば、この会も改めて意義を持つことになるでしょう。“アルモニゼ”は英語でハーモニーです。

◎弊社では今後も欧米文化にふれるサロンの開催を予定しております。興味・関心をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。